日経先物で300万の損失
タイトルの通り、私には日経先物で300万の損失をだしてしまった過去があります。
日経先物と書きましたが「日経先物ミニ」の方です。
1年ではないですが、3年で計300万です。
最初の年がマイナス60万、2年目がマイナス210万、3年目がマイナス30万です。細かい数字は省きましたが、だいたいこれぐらい負けてしまいました。
車を買えてしまう額です。
今思えば、恐ろしいことをしでかしてしまったものです。
実をいうと、最初のマイナス60万円負けた年の前「オプション」で150万円儲けました。それで調子乗ったんですね。
だからマイナス60万でもびくともせず、マイナス210万になっても「いずれ取り戻せるって」という感覚になって、3年目も負けて、気がついて正気に戻ったのが4年目でした。
結局はトータルでは150万勝って300万負けたのでトータルではマイナス150万なんですけど、それでも今思うと大きい額です。
マイナス210万になった頃というのは日経平均株価が3万円になったつい数年前のことです。
最初、日経平均が1万9000円あたりでした。「いやー、また1万5000円に戻るだろう」ということで「売り」で入っていたのです。
株価が2万超えても、2万5000円超えても、「高すぎだろ、どうせ下がるって」ということでずっと売りでした。
そうこうするうちに3万円。
「本当かよ・・・」
さすがにここまでくると想定外も想定外で怖くなってきました。マイナス200万を超えましたからね。
でも気づいた時にはすでに遅し。
「もうダメ・・・あきらめよう」
それで損失を確定しました。
あとで気がついたのですが、もっと恐ろしいことが起こっていたのす。
その損失を確定した時期というのが、日経平均株価がほぼ最高値の時だったのです。
そのまま売りで持っておけば少しずつ下がって損失も縮小していくはずだったのですが・・・
これが日経先物の恐ろしいところであります。
最悪のところで損失を確定をさせられていたという・・・投機はやはり恐ろしいですね。
もし資金を全額投入していたら、全部失っていました。
まだ一部だったのが救いです。
これを機に日経先物は辞めました・・・というわけにもいかず、パチンコや競馬といったギャンブルと一緒で、勝った時の嬉しさが残って、幾度とまた賭けたいという欲が湧きました。
パチンコや競馬といったギャンブルはしないのですが、「これがギャンブル依存症か」ということを日経先物で実感できました。
度々、またやりたいという欲にかられるんです。
でも1年経ち、これまでの過去を冷静に眺められるようになって、この衝動はなくなりました。
やっと抜け出したという感じです。
私の意見として、日経先物に挑戦されるなら年間の損失を決めておいた方がいいです。私がマイナス200万を超えたように底なし沼になってしまう可能性があります。
いずれ取り返せるという過信は禁物ですよ。
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