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介護の世界から見たお金の大切さ

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住むのに月15万円かかる

私は有料老人ホームで介護の仕事をしています。以前は特養(特別養護老人ホーム)、グループホームでも働いていました。

ほぼこれまでの仕事は介護です。

介護の仕事をしていると、自然と高齢者とその家族の人生がみえます。どんな暮らしをして、どれくらいの収入なのかなんてことも分かります。

サービス付き高齢者住宅に入居するには、私の所を例にあげると月15万以上は必要です。・・・結構な額ですよね。だって、国民年金が6万5千円です。

厚生年金があっても月15万円であれば厳しいでしょう。

結局は世間では裕福な人が入居しているんです。もしくは本人がそうでなくても家族、きょうだいが支払っている場合もありますね。

入居できる資金がなければ、入居することなく家にいるまま、訪問介護やデイサービスを受けることになります。これらのサービスは介護保険で1~3割ですから負担は低いです。

利用頻度にもよりますが、デイサービスなら月2万円程度ですね。

特養にしても有料老人ホームにしても施設で住むには結構お金が必要なんです。それも毎月ですから。

毎月15万円を支払うって、大変だなあっていつも思ってます。

特養はこの金額より安めなので、入居したいという人が多いですが、こちらは要介護度が3以上とか高めでないと入れません。

介護の世界から見たお金の大切さ

高齢になるとお金の心配している人はいますし、その家族も苦労している人はいらっしゃいます。

だからお金の苦労というのは一生つきまとうんだなと私はみています。

だから早いうちから収入・資産を増やす努力はすべきかと思います。

介護の世界からみてみても、お金というのは大切です。生活保護というセーフティネットがありますから過度な心配は必要ありませんが、生活保護というのは資産をほぼなくした状態でないと受けれません。

それも寂しいかと思います。

あと、健康面からいうと身体に不調が起こるのが常です。

職員でも60歳を越えれば「腰が痛い、足が痛い」と言っています。シップを貼って、腰にはサポーターをつけて頑張っています。

さらに高齢になればもっと身体も動かず、物忘れも激しくなってくるでしょう。

そのためにも働けるうちに若いうちに努力はすべきなのではないかと思います。

でも、こうはいうものの、なんとかなるのも介護の世界からみると確かです。どこかで誰かが支えてくれるというか不思議な力がありますね。

あまり過度な心配はせず、努力していくのがよいかと思います。

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